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家づくりの豆知識
2025/11/10
日々の暮らしに癒しをもたらしてくれる木の家は、家づくりを検討する多くの方から人気を集めています。
しかし、適切な判断基準に基づいてハウスメーカーを選ばないと、理想の木の家は実現できません。
そこで本記事では、木の家を建てる際のハウスメーカー比較ポイント、工務店との違い、施工実例までを詳しく解説します。
コラムのポイント
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木の家を建てるハウスメーカーを選ぶ際は、以下5つの比較ポイントで検討するのがおすすめです。
具体的にどのような点を意識すべきなのか、比較項目ごとに解説していきます。
木の家を取り扱うハウスメーカーによって、使用する建材の種類と品質へのこだわりは大きく異なります。
どのような建材が使われているかを事前に知ることで、理想のイメージを反映した木の家を建てられます。
建物に使用される主な建材は、「無垢材」と「集成材」の2種類です。
無垢材は、天然木から切り出した自然のままの木材で、暮らしに温もりとナチュラルな印象を与えてくれます。
一方、集成材は、複数の木材を接着剤で貼り合わせてつくる建材です。
強度や品質が安定しており、反りや割れのリスクが少なく、コストを抑えやすい特徴があります。
このような建材の違いを把握したうえで、何を重視して木の家を建てたいのか、ハウスメーカーがどのような点にこだわりを持っているのかを照らし合わせることが重要です。
無垢の家のメリット・デメリットや後悔しないためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
木の家の強度は、採用される工法によって左右されます。
そのため、ハウスメーカーがどのような工法を得意としているかを比較検討する必要があります。
木の家で一般的に採用される工法は、「木造軸組工法」と「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」の2種類です。
木造軸組工法は、柱と梁で建物を支える日本の伝統的な工法で、間取り自由度が高く将来のリフォームにも対応しやすいのが特徴です。
一方、木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、建物を「壁」や「床」などの面で支えるため、耐震性や気密性を確保しやすい特徴があります。
これらの工法に加えて、ハウスメーカー独自の耐震・制震技術を導入しているか否かも重要な検討要素の1つです。
多くの方にとって人生に1度の大きな買い物となる家づくりにおいて、費用面での比較は必須です。
費用を比較しないままハウスメーカーを決めると、費用相場から逸脱した金額で不当な契約を交わしてしまうリスクがあります。
正当な費用を見極めるために重要なのが、坪単価での比較です。
坪単価とは、建物本体価格を延床面積で割った金額で、家づくりの費用を知る目安となります。
どこまでの範囲を建物本体価格とするかはハウスメーカーによって異なるため、詳細を確認したうえで算出し、比較を行いましょう。
ハウスメーカーによって、設計自由度と標準仕様の範囲は異なります。
設計自由度は、ご家族の理想とするイメージや価値観をどこまで細かく再現できるかを左右する重要な要素です。
また、「標準仕様でどこまで対応可能か」、「どこからがオプションになるのか」といった点も必ず確認しておくことが大切です。
標準仕様の範囲が広ければ、追加費用なしで一定以上の品質とデザイン性が確保されるので、満足度の高い家づくりにつながります。
木の家で長く安心して暮らすためには、アフターサービスが充実したハウスメーカーを選ぶことが大切です。
家づくりにおける具体的なアフターサービスとして、以下のような例が挙げられます。
どのようなアフターサービスがどれくらいの期間適用されるのかを確認したうえで、長く信頼して付き合えるハウスメーカーを選びましょう。

「木の家を建てたい」と思い立った時に、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼すべきか悩まれる方は多いです。
一般的に、ハウスメーカーは全国に拠点を持つ対応範囲の広い企業、工務店は特定の地域に密着して家づくりを行う企業と区別されています。
ここでは、ハウスメーカーと工務店それぞれの強みと木の家を建てるうえでの判断基準を詳しく解説します。
ハウスメーカーの強みは、規格化された資材の一括仕入れとマニュアル化された施工による品質の均一性と安心感を得られる点です。
また、工期の短さや充実したアフターサービスも、企業規模の大きいハウスメーカーならではの魅力です。
ただし、商品やプランによっては、ある程度規格化された住宅しか選べないケースもあります。
このような特徴から、とにかく品質や長期的なサポート体制を最優先したい方、規格化されたデザインや間取りでも満足できる方に最適です。
工務店の強みは、地域の気候や地形を考慮した設計自由度の高い家づくりができる点です。
地域特有の気候条件や地形の特性などを把握しているため、その土地に最適な建材や工法を選択でき、快適で長持ちする住まいを建てられます。
また、ハウスメーカーと比べて設計の自由度が比較的高く、外観デザインや間取りの細かな要望を細かく再現できます。
上記のような特徴から、工務店はデザインや間取りに強いこだわりがある方、地域に密着した企業とその土地に合わせた家づくりをしたい方に最適です。
北伸建設では、山梨県北杜市を中心に、地域の特性を隅々まで反映した木の家をご提供しています。
新築の木の家をご検討中の方は、ぜひ北伸建設にご相談ください。

ここからは、北伸建設が手がけた木の家の施工実例を紹介します。
家づくりのアイデアや魅力的なポイントも紹介するので、ぜひご自身の家づくりにお役立てください。

甲斐駒ヶ岳を望む位置に建つ、季節の移り変わりを感じられる2階建ての住まいです。
2階に大きな窓を配置し、四季折々の景色の変化をゆっくりと見渡せます。
外観は、木質系のサイディングと塗り壁を組み合わせた、モダンで洗練されたデザインを採用しています。
▶︎▶︎▶︎事例詳細【甲斐駒ヶ岳と集落の四季折々を楽しむ家。】へ

八ヶ岳の麓という雄大なロケーションを最大限に楽しむ工夫がなされた、こだわりの平屋です。
季節によって表情を変える山々の景色を室内から楽しめるようリビングには大きな窓を採用しています。
また、リビングと直接つながるウッドデッキを設けることで、朝食やティータイム、落ち着いて読書を楽しむ場として利用できます。

こちらは、「V2H」を導入してエネルギーの自給自足を目指した木の家です。
V2Hとは、「Vehicle to Home(ビークル・トゥ・ホーム)」の略称で、車と家の双方向で電気を供給し合う仕組みです。
例えば、夜間の安い電力を電気自動車に蓄え、日中に家庭内で使用する電力を補うことで、電気代を節約できます。
さらに、太陽光発電システムとの連携によって、緊急時にも自然エネルギーだけで車や生活に必要な電気を確保できます。
これほどの機能性が備わった家ですが、外観・内装ともに自然素材の木材がたっぷりと使われているため、木の温もりを直に感じる暮らしを実現可能です。

今回の記事では、木の家を建てる際のハウスメーカー比較ポイント、工務店との違いと判断基準、施工実例を解説しました。
ハウスメーカーと工務店には、それぞれの良さがあるため、ご自身の価値観や理想とする木の家のイメージに合わせて選ぶことが大切です。
本記事の内容を参考に、信頼して施工を任せられるハウスメーカー・工務店を選び、満足度の高い家づくりを叶えてください。

HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、「居心地の良い住まい」を届けたいという想いで、子育て世代からセカンドライフを考える方まで、誰もが健康的に暮らせる家をご提案しています。
自然素材を使い、化学物質をできるだけ使わない家、現在は、2つのモデルホーム「自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家」「365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)」を軸に新築事業を展開中です。
ぜひ施工事例もご覧いただき、ご相談ください。
【モデルホーム】
・365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)
パッシブデザインを取り入れ、全館空調で家じゅうどこにいても快適な温度を保てる家です。
平屋のような暮らしやすさを追求した半平屋など、新しいスタイルもご提案しています。
・自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家
勾配天井や薪ストーブを設けるなど、木のぬくもりを活かした家です。
長期優良住宅に対応しており、住まいの耐久性や省エネ性も高めています。