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断熱等級6でも寒い?4つの原因と快適に暮らすための家づくりのポイント【北杜市 新築 工務店】 – スタッフブログ

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2026/09/20

断熱等級6でも寒い?4つの原因と快適に暮らすための家づくりのポイント【北杜市 新築 工務店】

断熱等級6でも寒い?4つの原因と快適に暮らすための家づくりのポイント【北杜市 新築 工務店】
「断熱等級6の家は寒いのか」「高断熱な家で快適に暮らしたい」とお考えの方へ。

 

断熱等級6は、住宅の断熱性能を示す上位の等級です。

 

ただし、断熱等級が高いからといって、必ずしも年中快適に過ごせるわけではありません。

 

そこで本記事では、断熱等級6でも寒いと感じる4つの原因と、地域によって等級の基準が変わる仕組みについて解説します。

 

断熱等級の高い住まいを検討中の方、冬も暖かく快適に過ごせる住まいを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

このコラムを読んだら分かること

  • 断熱等級6でも寒いと感じる原因として、気密・窓・換気・日射の4つが挙げられます。
  • 断熱等級6に必要なUA値は、建築する地域の気候によって異なります。
  • 寒冷地で断熱等級6を目指す場合は、その土地の地域区分を確認することが大切です。

 

 

 

そもそも断熱等級6とは

そもそも断熱等級6とは

国土交通省によると、断熱等性能等級6は令和4年10月に新設された上位の等級です。

 

判定には、UA値(外皮平均熱貫流率)という数値を使います。

 

UA値は、室内と外の温度差が1度のときに壁・屋根・床・窓から逃げる熱の量を、外皮の面積で割って求めます。

 

数値が小さいほど、熱が逃げにくい家です。

 

等級6は、ZEH水準にあたる等級5の上で、最高等級である等級7の下に位置します。

 

従来の省エネ基準(等級4)の家と比べて、冷暖房にかかる一次エネルギー消費量を概ね30%減らせる水準が目安です。

 

2025年4月からは、すべての新築住宅で省エネ基準への適合が義務になりました。

 

この義務の水準が等級4にあたるため、等級6はそこから二段階上の性能です。

 

〈参考〉国土交通省|省エネ住宅の特設サイト

 

ただし、断熱等級6のUA値の基準は全国共通ではなく、地域区分ごとに定められています。

 

同じ等級でも、建てる土地によって求められるUA値が変わるのです。

 

省エネ基準の全体像については、下記の記事で詳しく解説しています。

 

おすすめ記事

 

断熱等級6でも寒いと感じる4つの原因

断熱等級6でも寒いと感じる4つの原因

等級6を満たしていても、住んでから寒さを感じるケースがあります。

 

原因は住宅の断熱性能そのものではなく、等級の数値に表れない部分に隠れている場合が多いです。

 

ここでは、断熱等級6でも寒いと感じる4つの原因を解説します。

 

気密性能が低い

まず疑いたいのは、住宅のすき間の少なさを示す「気密性」です。

 

断熱等級を決めるUA値は、壁や屋根、窓など外皮の断熱性能を表す数値で、家にどれだけすき間があるかは含まれていません。

 

すき間の量はC値(相当隙間面積)という別の指標で表され、断熱等級とは分けて考えます。

 

断熱材を厚くしても、すき間から冷たい空気が入り込めば、床に近い場所ほど寒く感じます。

 

気密性は施工の精度に左右されるため、図面を見ただけでは判断できません。

 

すき間の少ない家では、計画したとおりの経路で空気を入れ替えられるため、室内の暖かさを維持しながら必要な換気量を確保できます。

 

窓の性能が家全体の等級に追いついていない

UA値は、外皮全体の平均値です。

 

壁や天井の断熱を厚くすれば、窓の性能がそれほど高くなくても、平均としては等級6に届きます。

 

しかし、熱は性能の低いところから逃げていきます。

 

家全体では基準を満たしていても、窓まわりの性能が低い場合、寒いと感じるケースがあるのです。

 

足元が冷える、カーテンを閉めても窓のそばだけ寒い、という声の多くは、窓の性能不足が原因です。

 

家全体の平均の数値だけでなく、窓にどのサッシとガラスを使っているかを設計段階から確認しましょう。

 

換気で熱が逃げている

UA値の計算には、換気で逃げる熱が含まれていません。

 

UA値は、換気による熱損失を除いた数値と定義されています。

 

一方で、住宅には、2003年7月に施行された改正建築基準法により、24時間換気の設置が義務づけられました。

 

〈参考〉国土交通省|建築基準法に基づくシックハウス対策について(24時間換気)

 

基本的にはどの家でも必要な量の換気が行われており、その分の熱は外へ出ていきます。

 

このとき、換気による熱損失は、断熱等級の数値には表れません。

 

ただし、排気の熱を回収する熱交換型の換気設備を選ぶことで、損失を最小限に抑えられます。

 

冬の寒さを感じにくい住まいを実現するためにも、冷暖房の計画だけでなく、換気の方式も住宅会社に確認しましょう。

 

冬の日射を十分に取り込めていない

冬の晴れた日に窓から入る日差しは、暖房を使わずに室温を上げてくれる貴重な熱源です。

 

南側の窓が小さい、庇が深い、隣の建物や樹木で日が遮られるといった条件が重なると、この熱を十分に取り込めません。

 

断熱性能が高い家ほど、いったん入った熱は逃げにくいため、日射を取り込めるかどうかで冬の室温が大きく変わります。

 

熱の逃げにくさばかりを優先して窓を小さくしすぎると、取り込める日射量が減る点に注意が必要です。

 

また、同じ間取りでも、窓をどの向きに置くかで室温は変わります。

 

木造住宅で寒さが気になる方は、以下の記事も参考にしてください。

 

おすすめ記事

 

断熱等級6を目指す際に知っておくべき注意点

断熱等級6を目指す際に知っておくべき注意点

ここからは、断熱等級6を目指す際に知っておくべき注意点を解説します。

 

等級6の基準値は地域区分ごとに決められている

国が定める断熱等級は、気候の違いに応じて全国で8つの地域区分に分けられています。

 

例えば、北海道の一部が1地域、東京などが6地域、沖縄が8地域で、番号が小さいほど寒い地域です。

 

断熱等級のUA値の基準は、この区分ごとに別々に定められています。

 

同じ「断熱等級6」でも、求められる断熱性能は地域区分によって異なるのです。

 

地域区分は市町村単位で定められており、国土交通省のウェブサイトで一覧を確認できます。

 

〈参考〉国土交通省|法令・制度、省エネ基準等のページ(地域区分新旧表)

 

同じ県でも、標高や気候によって区分が分かれているケースがあるので注意してください。

 

寒冷地ほど厳しい数値が求められる

一般的に、断熱等級は寒冷地ほど厳しいUA値が求められています。

 

例えば、断熱等級6のUA値の基準は、1〜3地域が0.28以下、4地域が0.34以下、5〜7地域が0.46以下です。

 

UA値は小さいほど熱が逃げにくい数値なので、寒い地域ほど高い断熱性能が求められることを意味します。

 

4地域の0.34と、東京を含む6地域の0.46を比べると、その差は3割近くになります。

 

同じ市町村でも地域区分が分かれることがある

地域区分は市町村ごとに決められていますが、合併した自治体では旧市町村ごとに分かれる場合があります。

 

北伸建設のある山梨県北杜市も、そのひとつです。

 

市内は3地域・4地域・5地域の3つに分かれており、等級6に必要なUA値は0.28から0.46まで幅があります。

 

土地が決まったら、その敷地がどの区分にあたるかを確認しておきましょう。

 

温暖地の基準で建てると寒冷地では足りなくなる

広い範囲で家を建てている会社では、標準仕様が温暖地に合わせて組まれていることがあります。

 

5〜7地域の基準である0.46で組まれた仕様をそのまま寒い土地に持ち込むと、その土地の区分で評価した場合、等級6には届きません。

 

カタログ上の「等級6」と、建てる土地で評価した等級は別物です。

 

「断熱等級6が標準仕様です」と説明を受けたら、どの地域区分で計算した等級6なのか、UA値はいくつなのかまで聞いてください。

 

見積書や仕様書にUA値が記載されていれば、その場で確かめられます。

 

〈参考〉国土交通省ウェブサイト 断熱性能(省エネ性能表示制度)のページ

 

寒くない家を建てるための設計のポイント

寒くない家を建てるための設計のポイント

ここからは、寒くない家を建てるための設計のポイントを4つに絞って解説します。

 

地域区分を確認したうえで目標の数値を決める

はじめに、敷地がどの地域区分にあたるかを確認しましょう。

 

区分が分かれば、等級6に必要なUA値が決まります。

 

地域区分は、合併前の旧市町村名まで含めた一覧で公表されています。

 

そのうえで、基準ちょうどを狙うのか、さらに小さい数値まで引き上げるのかを、予算とあわせて検討することが大切です。

 

目標の数値を先に決めておくと、間取りや窓の検討で迷いにくくなります。

 

気密性は測定した数値で確認する

前述のとおり、住宅の気密性は施工の精度に大きく左右されます。

 

気密性を正確に把握するには、完成した住宅で気密測定を行い、実測値を確認する必要があります。

 

C値は小さいほどすき間が少なく、1.0以下が高気密の目安です。

 

打ち合わせでは、気密測定を標準で行っているか、測定結果を見せてもらえるかを確認しておきましょう。

 

窓の性能と配置は冬の日射から考える

窓は、家の中でも特に熱の出入りが大きい場所です。

 

寒くない家を実現するためには、サッシとガラスの種類を、建物本体の断熱性能と釣り合う水準までそろえる必要があります。

 

また、窓の配置も同じくらい重要です。

 

南面の窓は大きく、北面の窓は小さく取るのが基本の考え方で、夏の暑さ対策も同時に考えましょう。

 

冬に日が入る向きへ窓を置き、庇や軒は、夏の強い日差しを遮り、冬のやわらかい日差しを通す長さに調整します。

 

また、周囲の建物や樹木の影を考慮したうえで、設計を行うことが大切です。

 

冷暖房と換気計画をセットで考える

断熱性と気密性を高めても、冷暖房の方式と換気計画が合っていなければ、年中快適な空間を実現できません。

 

部屋ごとにエアコンを置くのか、家全体を一定の温度に保つ方式にするのかで、間取りの考え方も変わります。

 

特に、北杜市のように冬の寒さが厳しく、朝晩の冷え込みも激しい地域では、冷暖房の方式が光熱費と暮らしやすさの両方を左右します。

 

また、換気計画では、熱交換型を選ぶことで熱の損失を抑えられ、空調設備の効率を高められます。

 

性能の高い住まいを実際に体感したい方は、北伸建設のモデルホームへお気軽にご来場ください。

 

 

断熱等級6に関するよくある質問

断熱等級6に関するよくある質問

最後に、断熱等級6に関するよくある質問に、家づくりのプロの視点でお答えします。

 

断熱等級は6と7のどちらを選べばよいですか?

断熱等級は、「予算」と「住む地域の寒さ」で判断するのがおすすめです。

 

等級7は等級6よりさらに小さいUA値が必要になるため、断熱材や窓にかかる費用も上がります。

 

また、寒さの厳しい地域で暖房期間が長いほど、等級を上げた効果を光熱費や体感で実感しやすくなります。

 

断熱等級6なら暖房費は安くなりますか?

一般的な住宅(ここでは省エネ基準を満たす住宅)と比べて、暖房費が安くなる可能性が高いです。

 

等級6は、省エネ基準の家と比べて暖冷房の一次エネルギー消費量を概ね30%減らせる水準が目安です。

 

ただし、実際の暖房費は、前述のとおり気密性や暖房の方式、ご家族の暮らし方によっても変わります。

 

断熱等級だけで、暖房費が決まるわけではありません。

 

断熱等級6は夏の暑さ対策にも有効ですか?

夏の暑さ対策にも、効果を期待できます。

 

断熱性能は熱の出入りを抑える性能なので、冷房で冷やした空気を保ちやすいです。

 

ただし、夏の暑さは、窓から入る日射の影響を大きく受けます。

 

断熱性だけに頼らず、庇やすだれで日差しを遮る工夫を行うことが大切です。

 

まとめ

断熱等級6でも寒いと感じる原因として、気密・窓・換気・日射の4つが挙げられます。

断熱等級のUA値は、寒い地域ほど厳しく定められています。

 

温暖地の基準で組まれた仕様をそのまま寒い土地に当てはめると、その土地で評価した断熱等級6には届きません。

 

打ち合わせで標準仕様の断熱等級を聞いたら、どの区分で計算した数値なのかを確認することが大切です。

 

今回の内容を参考に、適切な断熱等級の住まいを建てて、ご家族の理想の暮らしを実現してください。

 

ご相談はHOKUSHINへ

ご相談はHOKUSHINへ

HOKUSHIN(北伸建設株式会社)は、地元山梨県北杜市を中心に、「居心地のよい住まい」を届けたいという想いで、お子さまのいるご家族からセカンドライフを考える方まで、誰もが健康的に暮らせる家をご提案しています。

 

現在は、2つのモデルホーム「自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家」「365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)」を軸に新築事業を展開中です。

 

寒暖差の大きい土地で、冬も心地よく過ごせる住まいを一緒に考えてみませんか。

 

ご相談では、断熱等級に関わる地域区分の確認から、目標とするUA値の決め方、暖房と換気の組み合わせまで、ご家族のご要望に合わせてご提案いたします。

 

ぜひ施工事例もご覧いただき、お気軽にご相談ください。

 

 

【モデルホーム】

 

・365日どんな季節も床から快適な家(全館空調の家)

 

パッシブデザインを取り入れ、全館空調で家中どこにいても快適な温度を保てる住まいです。平屋のような暮らしやすさを追求した半平屋など、新しいスタイルもご提案しています。

 

・自然素材たっぷりでやわらかな住み心地の家

 

勾配天井や薪ストーブを設けるなど、木のぬくもりを活かした家です。長期優良住宅に対応しており、住まいの耐久性や省エネ性も高めています。

 

 

秋山龍也秋山龍也

北伸建設 専務取締役 秋山龍也

資格:
一級建築施工管理技士/二級建築士/宅地建物取引士

山梨県北杜市を拠点に、創業48期目の北伸建設で自然素材を活かした注文住宅を年間約10棟手がける。
家族一人ひとりが健やかに暮らせる“体に優しい住まい”を理念とし、無垢材を活かした「雨楽な家」を採用。
三児の父としての実体験をもとに、30年後も「建ててよかった」と思える家づくりを追求中。

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